家事のできない主婦だった~料理編その1 の続きです。
献立が浮かばず、台所で頭を抱えて動けなくなるような、主婦時代?だった私ですが、
一人暮らしの今は、ほとんど自炊でなんとかなっているのです。
それはどうして?というのが今回のお話です。
それは、前回も書いたように『完璧を目指さない』ということが大前提としてあります。
そこから発想をさらに進めて、『料理の負担を減らすための作戦を増やす』ことです。
ツイッターでも書きましたが、私は、やる気のある時とそうでない時の差が激しいのです。
まるでパン屋さんのように、毎日のようにパン生地を手でこね、あんぱんのあんまで手作りにこだわって作っていたかと思うと、インスタントラーメンを作ることすら面倒くさいと感じて何もしたくなくなる時もあったりします。
なので、やる気ないモードのときのために、やる気モードのときまとめて料理を作ってしまおう、という作戦が、一つ目です。
その代表的な料理が
・カレー、シチュー類
・おでんなど鍋物
・から揚げ
・ギョーザ
・切干大根の煮物
カレーは一回作れば三食分くらいできますし、切り干し大根一袋を一気に使えば、かなりの量ができます。
から揚げは、鶏肉一パック分を全部、一気に作ってしまいます。
ここで一手間加えて、その日食べる分以外全部は南蛮漬けにします。こうしておくと揚げた翌日でも美味しく食べることができます。
鍋物、おでんは冬場、しょっちゅう作ります。
特に鍋物は、具を変えれば二回、三回くらいなら続いても、私は結構平気です。同じような水炊きでも、ポン酢、ごまだれ、などで変化をつけることもできます。
ギョーザは、あんをこねたり、包む手間がかかるので、相当なやる気モードの時か、キャベツが余ったときに作ります。
そして二つ目の作戦は、悩んだらこれを作るというメニューをいくつか考えておくこと。
実は先にあげた『から揚げ』も、悩んだら作るメニューのひとつです。比較的簡単、短時間ですぐ出来る、というのが一番のポイントになります。
これの代表が、『お好み焼き』 『どんぶり物』です。
なんといっても安上がり!節約したい、献立考えたくない時はこれに限ります。
材料は、どちらも冷蔵庫の中にあるもの、何を使っても殆ど失敗なし、というおまけつきです。
三つ目は、茹で野菜作戦です。
わりと傷みが早い葉物、かぼちゃなどは、買ったその日か翌日にレンジを使ってゆでます(というか電子レンジが作ってくれる)
それを小分けして冷凍すれば、いろんな料理に使い回しが・・・
というか、私は殆どそのままごまあえにするとかしかしません。でも、それだけでも立派な一品になってくれます。(私にとっては)
そして四つ目の作戦は、朝とお昼に頑張って料理を作り、夕食を楽するというもの。
一日の栄養は、トータルで必要量取れればよいという考えです。朝やお昼にお肉や魚、野菜をしっかり食べて、夕食はそうめんだけとか。そういうときもあります。でも、これは一人暮らしだから使える方法かもしれません。
こんな私ですが、その一方で最近またパン作りを再開したいな~と、考えたりします。
パンは、当然、手で生地をこねます。
ホームベーカリーで作るのは、私にとっては『パンを作る』ということにならないのです。味がどうこうという以前の問題で、便利なことが十分わかっていても使えないのです。
このあたりが、普通の人には理解しがたいところなのでしょうね。